年末だからか、たまたまなのか、やたらバタバタした毎日が続いております。
今日は印西市で着工中だった現場で、最後の仕上げとなる那智石の洗い出し舗装を行いました。「洗い出し舗装」とは、昔からある伝統の左官仕上げで、神社や和風庭園などでよく使われている舗装です。
まずはモルタルと種石を混ぜ合わせ、全体に均していきます。
砂利がしっかり沈むよう、何度も何度も押えてから、表面が硬化しないうちにシャーと水をかけてモルタルを流します。
那智石が見えてきました!
表面を繰り返し洗って夕方ようやくほぼ完成した状態に。
職人さんの配慮でモルタルに墨汁を混ぜてもらったので、那智石ともよく馴染みます。
施工にとても手間がかかるので、最近はあまり見られなくなってきていますが、自然の素材が生きるとても素敵な仕上げです。
和にこだわった建物なので今回は那智石をご提案しましたが、砂利の種類を変えたら雰囲気も変わりますので、また機会があったらご提案してみたいと思います。
あまり広い面積より、ポイントとして使うくらいがちょうどいいかも、です。
藤原
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