【施工】2018年10月 【施工日数】12日
【使用した材】イタウバ、人工木(床材)、タイル
【大きさ】タイルテラス約28㎡、ウッドデッキ(床高)約30㎡
【施工金額】300万円~
敷地内に擁壁のあるT様邸の、傷んだウッドデッキの造り替え工事です。タイルテラスとウッドデッキを組合せた、広々としたガーデンになりました。
元々あったウッドデッキの様子です。
敷地内の高低差をカバーするよう設置されていましたが、大分傷んで危険な状態でした。
傷んだウッドデッキを全て撤去したところです。敷地内の擁壁が現れました。かなりの段差と勾配が付いており、形も複雑です。
今回は、部屋の前をタイルテラスにし、擁壁の段差部分はウッドデッキで高低差を吸収する計画です。先にテラス工事から着手。コンクリートの下地ができた状態です。
タイル貼りの下地を作り、
タイルテラス部分が完成です。
擁壁の高低差のある部分に、ウッドデッキを造ります。骨組みは耐性の高いイタウバを使いました。複雑な形に合わせながら、組み上げています。
道路側から見た骨組みです。
今回は道路よりの変形部分にまでウッドデッキを拡張し、敷地を有効に使用できるように計画しました。
根太の部分まで貼り終わった状態です。ここまでは全てイタウバを使用しています。
床やフェンスを貼り終え、ウッドデッキの完成です。
床板には人工木(樹脂)を使用しました。ウッドデッキの下の掃除や点検ができるよう、点検口も設けてあります。
奥の部分は、将来室外機の交換などがしやすいように、敷地の高さに合わせた低いウッドデッキにしました。
道路寄りの部分を敷地内から見た、以前の様子です。
テラスもウッドデッキも拡張されて、敷地を目いっぱい活用した、奥行きのある空間になりました。
タイルテラスとウッドデッキの境目もきれいにつながりました。
白いタイルと茶色いウッドデッキの、コントラストも鮮やかです。
タイルテラスとウッドデッキが同じ高さで仕上がり、とても広く使えるお庭になりました。
道路側からは、ウッドデッキの足元を含め、目隠しフェンスを貼りました。