【施工】2012年9月 【施工日数】1日 【使用した材】
数か月前にイタウバのウッドデッキを施工したA様邸、デッキ以外の部分は土のままでしたが、芝生と樹木が入って素敵なお庭に仕上がりました。
ウッドデッキが完成してから植栽の打ち合わせがスタートしました。
事前に準備した下草類です。
なるべく手のかからない常緑の下草や低木を集めました。
樹木の植え込みと芝貼り、下草の植え込みが完了。小さなお子様がいらっしゃるので、なるべく芝生スペースを大きく取り、コーナー部分に植え込みスペースをまとめて配置しました。
芝生と樹木の緑が入って、ウッドデッキからの眺めもとても良くなりました。
メインは目隠しも兼ねたシマトネリコです。ウッドデッキや室内からの視線も考慮して配置しました。
シマトネリコの隣にはブルーベリーを配置。
ブルーベリーは2つの品種の苗を植えないと実がつかない、というのが一般的ですが、この苗は生産農家さんが2種類を合わせて株に仕立てておられるらしく、一株で実がなるそうです。
来春の収穫が楽しみです!
シマトネリコの株元には根締めの植物をバランスを見ながら植え込みました。
色とりどりのカラーリーフが加わると、お庭の印象がぐっと明るくなります。
芝生と植栽スペースの境には芝生の根が入りこまないよう、根止めの板を埋め込んでおきました。
北側の玄関横も同時に植え込みを行いました。
和モダンな雰囲気の建物に合わせてトクサを列植。トクサは耐陰性があり育てやすい植物ですが、とても増えやすく地植えにする際は株分けなどのメンテナンスが必要になってきます。このように区切られたスペースに向いた植物ですね。
まだ小さな株ですが、1~2年でビッシリ生え揃って来ると思います。
駐車場横の花壇スペースにはクロチクを植えました。縦スリットのフェンスによく似合っています。
北側(玄関側)の緑は建物を引き立て、南側(主庭側)の緑はお部屋からの眺めを良くして居心地を高めています。
様々な機能性を持つ樹木や草花、若干のメンテナンスは必要ですが、成長を楽しみながらお手入れしていただければ、良い状態を長く保てることが出来ると思います。