【施工】2017年5月 【施工日数】4日
【使用した材】イタウバ・グルバストーン・マリンランプ
手入れが大変なベニカナメモチを撤去して、イタウバのウッドフェンスに造り変えました。お庭の有効スペースも広がって、日当たりの良いお庭になりました。
剪定の手間が大変な生垣と、幹に傷みが出ている状態で風が強いときは大きく揺れて心配な桃の木を撤去、新しくウッドフェンスに造り変えました。
枕木の土留めも腐食が進んで水が溜まる状態、同時に新しく造り直すことにしました。
まずは枕木の撤去から。
枕木からシロアリが大量出現!年数の経った枕木は要注意ですね。
新しい土留めは既存のレンガ壁に合わせた色合いのピンコロ石で造ります。
続いて樹木の撤去です。大きく育った桃の木の枝を慎重に切り落としていきます。
ベニカナメモチも一気に撤去。
残しておきたい樹木だけになって、お庭がリセットされました。
翌日、ウッドフェンスの工事に取り掛かります。まずは柱を約1mピッチで埋め込んでいきます。
事前に組んでおいたパネル状になった面材をはめていきます。
生垣を撤去して一晩だけとてもオープンな状態になってしまいましたが、フェンスが仕上がってきて安心感が出てきました。
コーナー部分の面材も貼り終わりウッドフェンスが完成です。
高さはブロックの上から1.2m、すき間は20mm。程よく目隠しが出来ています。
BEFORE
以前のお庭は生垣にスペースを取られていましたが、
AFTER
だいぶお庭が広がりました。
鉢植えの植物にも陽が良く当たるようになりましたね。
外から見えないところに簡単な棚を取り付けました。このような造作が出来るのもウッドフェンスの利点です。
英語教室を開かれているI様、看板も目立つ場所に取り付けることが出来ました。最後に植栽や看板を優しく照らすマリンランプを設置して工事が全て完了です。
鉢植えのオリーブの木を壁の後ろに置いて、全体のバランスも良くなりました。ウッドフェンスが既存の外構とうまく馴染んでいます。
撤去した桃の木の状態の良いところを腰掛け用に残しておきました。
思い出が少し残せてよかったです。
この度はどうもありがとうございました。