【施工】2014年 7月 【施工日数】2日
【使用した材】イタウバ、サイプレス、ガーデンパン、二口水栓
立地や敷地の形に合わせて計画した目隠しフェンス付きウッドデッキ。小さなお子様が素足で走り回れる素敵な遊び場デッキになりました。
生垣と縁側デッキは撤去し、何もない状態に戻してからデッキ工事がスタートです。
束柱の位置出し後、基礎石と部材を運び込みます。
デッキの土台となる大引きが敷地いっぱいに組みあがりました。
大引きと束柱は仕口加工を施し組み上げています。
このような構造により、長く安心して使用していただけるウッドデッキが仕上がります。
床材が乗る根太材を尺ピッチで貼っていきます。
面材が次々と貼られてデッキの形が現れてきました。
建物に沿って手前の立水栓までウッドデッキでつなげています。
下履きに履き替えなくても水道が使えると何かと便利ですね。
立水栓はデッキと同じくイタウバで造作。蛇口はホースリールとつなげることの出来る二口タイプです。
続いてフェンスに取り掛かります。T様のお庭は小学校に面しているため、目隠しになるフェンスを設置しました。
デッキから延長した部分は柱を深く埋め込み、コンクリートで根巻きします。
すき間は1cm、高さはデッキの床から150cmです。
これで視線を気にせずゆっくりくつろげますね。
通路やお庭に降りる部分にステップを取り付けてデッキが完成です。
通路途中にある掃き出し窓前には、通るのに邪魔にならない高さのステップを取り付けました。
最後にフェンスの柱に物干し金物を設置。洗濯物も干せるようになりました。
限られたスペースですが広さは十分。
長くご活用いただけるウッドデッキに仕上がったと思います。