ウリンやイペに代表されるハードウッドを在来軸組工法で丁寧に施工、とても頑丈な一生涯のご使用に耐えるウッドデッキをご提案しています。床板や幕板を貼ると見えなくなる基礎(土台部分)に最もこだわり施工します。
加工が難しいハードウッドに仕口加工を施し現場入れ。手間はかかりますが、この加工により安全で長く使用できる頑丈なウッドデッキが完成します。
職人の優れた加工技術で変形の土地や高低差のある敷地にも設置が可能です。
一番に考えることは安全性です。特に車庫上に設置する空中デッキや、傾斜地に建てるスカイデッキなどのご希望がある場合は、設置後永く安心してご利用いただけるよう、状況に応じた基礎構造を、経験豊富な職人とともにじっくりと検討し決定します。
大切なご家族の安心のため「頑丈である事」を一番に心掛けています。そのためには耐久性の高いハードウッドを使用することが不可欠です。実庭ガーデンデザインでは塗装などの手間がかからないメンテナンスフリーな高耐久デッキ材をお勧めしています。
■ イタウバ材
ブラジル産の広葉樹。サイプレス同様シロアリに強く、水中・地中での耐久性も高いウッドデッキに適した材と言えます。また加工性も良く、反りや暴れが少ないのも特徴です。イタウバ特有のトラ目(ムラ)も独特で、個性的な表情を持つデッキ材です。独特の油成分を含むことから強度としなやかさを併せ持ち、ささくれが出にくいので素足でも安心してご使用いただけます。
■ ウリン材
東南アジア原産のハードウッド。海辺で多く生息する樹木である事から、海辺のデッキ等潮風や水(海水)への耐性はハードウッドの中でも最も優れた素材です。
ただし施工後数か月はポリフェノールを含む樹液が多く出るため、土間やブロックを汚すことがあります。大体2~3か月で樹液は治まってきます。
とても人気のある樹種ですが、原産国での伐採規制がかかっていますので、今後の流通量は減少傾向にあると言われています。
■イペ材
南米産広葉樹。公共工事等にも多く採用されるイペ材は、比重も重く硬度も最上級のハードウッドです。木目もきれいにつまっており形状安定性にも優れています。
非常に重厚で高級感のあるデッキ材ですが、加工に手間がかかります。
最近その耐久性や高級感が評価され、一般家庭のウッドデッキにも採用されるようになりました。若干の樹液の汚れが発生しますので注意が必要です。
■ サイプレス材
オーストラリア産ヒノキ。世界一白ありに強い樹と言われています。
ヒノキ特融のいい香りが漂い、手触りもとてもなめらかで、素足で過ごすウッドデッキとして、とてもお勧めのデッキ材です。
他のハードウッド同様優れた耐久性を持ち、価格や加工性の良さからもコストパフォーマンスの優れたデッキ材と言えます。施工後、天然木特有の細かなひび割れが発生しますが強度的に問題はありません。
天然木につき施工後に細かなひび割れや反り、収縮等がおこる可能性がありますが、デッキ自体の強度に影響するものではありません。
また、材のささくれなどは市販のサンドペーパーで擦っていただければ大丈夫です。メンテナンスフリーな素材ではありますが、数か月に1度くらいデッキブラシでお掃除していただければ、きれいな木目を永く楽しんでいただけると思います。
また一般的に天然木は全て、施工後しばらく経つと紫外線による退色が始まり、1~2年できれいなシルバーグレーに落ち着きます。茶系のデッキをお好みの場合は、退色後にオイルステイン塗料を塗布されることをお勧めします。(ただし定期的な塗装が必要になってしまいます。)詳細はスタッフまでお問合せ下さい。